- ウェブマスターオフィスアワーYouTube
- イベント情報
- ウェブマスターからのQ&A
- 技術力がない会社の場合はどのように理解を深めていけばいいかアドバイスが欲しい。
- noffolowを貼りすぎることでデメリットはあるか?
- index API は今は求人やライブストリームにしか利用できないが、今後拡大する予定はありますか?
- ページの読み込み速度(PageSpeed Insightsのスコア)と検索順位は関係があるか?
- Googleではいろいろな技術がどんどん導入されているが、何に力を入れているかや取り組みの一覧が簡単に調べられるようになれば助かります。
- 中古ドメインを使えば順位は簡単に上がるのか? 権威性の強い中古ドメインで簡単に検索順位があがるという投稿を見かけた。これについてどう思うか。
- 自動化されたクエリのガイドライン
- しごと検索に表示されなくなった
- FAQマークアップとペイウォール(課金しないと見れないコンテンツ)の併用は可能か?
- 同一ドメインにファビコンを複数実装したい。
- 多言語対応へのフィードバック
- 地域で有名な店舗を上位表示するため
- 商品ページで単一の商品に複数の「product」構造化データを追加しても問題ないか
- LazyLoadを実装したら検索結果のカルーセル/タイリングに表示されないという認識でよいでしょうか?
- サーチコンソールからパフォーマンスレポートのメールが多く届いているが、送付対象は?
- BERTは検索クエリだけではなく、コンテンツの理解にも使われる?
- Googleからのクロールが急増した。それによりサイトがダウンしてしまった。こういうことは起こるのか。
- インデックスから突然消えたり戻ったりしている
- 相互リンクはガイドライン違反に当たるのか?
- スニペットの情報を修正したい
- 2019年ブログランキング
ウェブマスターオフィスアワーYouTube
イベント情報
最近のイベント
◆1分35秒から
WordCamp Osaka 2019 – 大阪
https://2019.osaka.wordcamp.org/
今後のイベント
2020/1/28 コンテンツマーケティングジャパン – 東京
https://www.tfm-japan.com/cmj/
ウェブマスターからのQ&A
技術力がない会社の場合はどのように理解を深めていけばいいかアドバイスが欲しい。
◆4分40秒から
新しい機能が実装されたときに、小規模なサイトを運営していて技術力がない会社の場合はどのように理解を深めていけばいいでしょうか?
⇒オフィスアワーのスタイルを変えようと思っていて、質問によっては皆さんも一緒に考えていく時間をとっていこうと思っている。
まさにAMPなどはすごくいいトピックで、技術的に新しい技術を使っているわけではない、htmlの延長なので。
まずはAMPから入って、わからない点を調べていくなどして新しい技術を学んでいくのは手だと思う。
実装の仕方であれば、背景や知識がないとつらい部分はあるとは思うが、まわりの知り合いの方に聞いていただくのがいいと思う。
相談する際は、どういった数値を上げたくて、どういったことをしたいのかを明確にして相談したら具体的になって相談をうける側もやりやすいと思う。
noffolowを貼りすぎることでデメリットはあるか?
◆9分35秒から
ページの途中にリンクが貼られている場合、貼っているリンクから別ページにクローラーが遷移してしまい、ページをすべて読み込んでくれないことはあるか?
そういうことを懸念してリンクにnofollowを設置したほうが良いか?
nofollowを貼りすぎてネガティブはないか
⇒クローラーがページを理解するプロセスと、リンクをたどるプロセスは別で動いているのでページ途中にリンクが貼られていても問題ない。
ページを全部読み込んでもらうためにページ途中のリンクにnoffolowを貼る必要は全くない。
nofollowを多用したことによりそのページがネガティブになることはない。
ただ、逆にそんなにnofollowを多用する必要があるページがあるのかというと疑問。
ただし、nofollowはGoogleはヒントとして扱うので、無視する可能性はある。
もしクローラーを制御したいのであれば、 robots.txt (でのDisallow)を使った方が良いし、インデックスされたくないのであれば noindex を使った方がいいと思う。
index API は今は求人やライブストリームにしか利用できないが、今後拡大する予定はありますか?
◆14分25秒から
⇒将来のことは言いづらいが、何かあれば発表させていただく。
ページの読み込み速度(PageSpeed Insightsのスコア)と検索順位は関係があるか?
◆15分55秒から
⇒読み込み速度と掲載順位は関係がある。
スピードアップデートというものがあり、読み込み速度がランキングに反映されるアルゴリズム。
補足すると、早ければ早いほど順位が上がるというものではなく、すごく遅いページの順位が下がるというもの。
ただ、PageSpeed Insightsのスコアをそのまま使っているわけではない。
PSIはあくまで参考として改善することで、スピードアップデートの対象になりにくくなると思う。
Googleではいろいろな技術がどんどん導入されているが、何に力を入れているかや取り組みの一覧が簡単に調べられるようになれば助かります。
◆18分20秒から
⇒技術的な情報であればデベロッパーサイトに実装方法などもまとまっている。
ただ、フライト検索のようなものはユーザー向けのものなので、それに向けてウェブマスターが何かするというのではないので入っていないが。
あんなさんのおすすめはジョン・ミューラーさんのyoutubeのサーチニュース。
あとは、このオフィスアワーで毎回取り上げている最近のブログや金谷さんのピックアップ。
そのあたりをご覧いただくといいと思う。
中古ドメインを使えば順位は簡単に上がるのか? 権威性の強い中古ドメインで簡単に検索順位があがるという投稿を見かけた。これについてどう思うか。
◆23分50秒から
(この項目については、文字だとうまく伝わらない可能性があるので直接動画をご覧いただきたいです。)
⇒twitterを見ていると、新しくアフィリエイトやブログを始めた方(SEO初心者の方)がどう考えていいかわからないというのがすごく目についた。
・中古ドメインを使うことがガイドラインに違反するのか?
⇒違反しない。ドメイン購入時に新規か中古かがわからないケースがあるし、どうしてもそのドメインが使いたいこともあると思うので。
・中古ドメインを使うことにいわゆるSEO効果があるのか?
⇒中古ドメイン自体にはみなさんが期待している効果はないと思う。
ただ、中古ドメインで順位が上がったときに(ランキング要素はたくさんあるのに)中古ドメインによって上がったという考えに陥りやすいのではないかと思う。
おそらく原因は別にあると思う。
・不正対策についてのスタンス
ウェブマスター向けガイドラインからの抜粋
(一般的な偽装行為や不正行為について説明)
これがGoogleのスタンス。
中古ドメインを使うことには問題なくても、スパム的な使い方をするケースが多いと思う。
サイトにおけるSEO施策をGoogleはあらゆる観点で理解しようとしている。その結果としてスパム意図があると判断した場合は何らかの影響がある可能性があるということを認識してほしい。
金谷さんが個人的にサイト運営をするのであれば、そのドメインがどうしても欲しいというケースを除き、意図的に中古ドメインを使うことはない。
・権威性について
(中古ドメインの権威性という話があったので権威性にも触れる。)
権威性の背景にあるのはEATの話だと思うが、例えば全くKWと関係ないドメインを使っている場合、そのクエリに対してそのドメインは全く権威ではない。
また、仮にその権威性がある中古ドメインを買った場合、順位が上がっているのは本当にその権威性が影響をしているのかというのは考えてもらいたい。
それが原因というのはわからないと思う。
なのでそれを信じていいのかはご自身で考えてほしい。
根拠が成立しているのか。今回のケースでは根拠が成立していないと思う。
・SEO初心者に対する配慮について
詳しい方がいろいろ議論するのは楽しいと思うが、詳しくない方がそういった(あやふやな)情報に振り回されてしまうことは避けたい。
「サイトが飛ぶ」という表現が気になった。
ベテランの方は「サイトが飛ぶ」の中にいろいろあることは理解していると思う。ただ、初心者の方はわからないと思う。
例えば、
・ ガイドライン違反で順位が下がったケース
・ ガイドライン違反でインデックスが削除されたケース
・ ガイドライン違反でアルゴリズムの対策で表示されにくくなったケース
・ ガイドライン違反とは関係なくアルゴリズムの変動で順位が下がったケース
・ ガイドライン違反とは関係なくアルゴリズムの変動で表示されにくくなったケース
・ 設定ミス(noindexが入ってた)によって表示されなくなったケース
ぱっと考えられるものでも6つある。
「飛んだ」といっても内容は全然違う。
初心者の方を惑わせるような用語の使い方は避けてほしいし、
生徒さんがいるような方はそういうことをきちんと教えてあげてほしい。
・他
Googleはみなさんが攻略・対策したいものとして敵みたいにとらえられているが、ぼくらのスタンスはなるべくみなさんからの声を吸い上げて検索エンジンに反映させていきたいというスタンス。
Googleは完璧ではなく、
ぼくらが目指しているものとできているものは違う。
みなさんがこういったものはアンフェアだとか感じているものはオープンに話を聞きたい。
これはどうなんだというものがあれば、特別なハッシュタグをつけて投稿してもらうことでスパム対策チームが見れるようにしたいという話をしている。
(ハッシュタグについては後日発表)
スパムレポートは優先順位をつけて対応する。
全てマニュアル(手動での)対応ではなく、アルゴリズムでの対応の場合もある。
自動化されたクエリのガイドライン
◆46分35秒から
金谷さんからツイッターで自動化されたクエリについてのガイドラインに関する tweet があった。
順位計測ツールは違反ではないのか。
規約と発言と行動が一貫していないように感じる。
⇒ガイドラインに違反したものがすべて手動対策の対象となることはない。
金谷さんは面と向かって直接指摘することはしたことがない。
今回のケースでも、ガイドラインが知られてないかと思いツイートしてみた。
なお、個人的に親しい人に対して優遇するといったこともない。
しごと検索に表示されなくなった
◆54分10秒から
構造化テストツールで確認しても問題なかった(有効(警告あり)はあったが。)どうすればいいか。
⇒確認した範囲では表示されているように感じた。
その際確認するポイントは、
サーチコンソールのしごと検索の欄
検索パフォーマンスでの検索での見え方の部分
有効(警告あり)は影響ない。
FAQマークアップとペイウォール(課金しないと見れないコンテンツ)の併用は可能か?
◆55分35秒から
元質問はこちら(ヘルプフォーラム)
https://support.google.com/webmasters/thread/21463253?hl=ja
Q&Aサイトの回答を課金ユーザーのみが見れるコンテンツとしたい。
検索結果には回答のプレビューを表示するが、実際のサイトでは回答を隠したい。
クローキングと誤解されないようなマークアップ方法を知りたい。
⇒結論は併用できます。
ただ、ユーザー心理とは別。クリックしたら見れなかったというのは微妙な心理だと思う。
そのため、少しは見れるなど検討していただいた方がいいのでは。
同一ドメインにファビコンを複数実装したい。
◆58分00秒から
⇒サブドメインでは実装できるが、サブディレクトリでは実装できない。
多言語対応へのフィードバック
◆58分20秒から
⇒長いのでこれは次回にします。
地域で有名な店舗を上位表示するため
◆58分35秒から
ホームページを持っていない地域で一番のお店がホームページを作った場合、バックリンクもなく上位表示できるのか?
⇒リンクもなく、サイトも作ったばかりの場合であれば現実の評判が把握できない状態だと思うので、Googleがそれを理解するのは難しいと思う。
ただ、瞬間的な話。
本当に評判の店舗であれば自然と評価されていくと思う。
商品ページで単一の商品に複数の「product」構造化データを追加しても問題ないか
◆1時間00分50秒から
⇒大丈夫かどうかという質問に対しては、いまの段階で実際機能しているので大丈夫。
ただ、構造化データの目的を考えると、Googleにきちんと情報を伝えることが目的なので、それが二重になっているのは混乱を招くことになる。
解消できるのであれば解消したほうがいいと思う。
LazyLoadを実装したら検索結果のカルーセル/タイリングに表示されないという認識でよいでしょうか?
◆1時間03分25秒から
⇒サイトの実装にもよると思うが、画像がインデックスされているのであれば表示されると思う。
ただし、検索結果の表示方法に関してウェブマスター側で指定できるものではないのでそこは認識してほしい。
画像がインデックスされているかはライブテストツールでも確認可能なのでそこで確認してほしい。
サーチコンソールからパフォーマンスレポートのメールが多く届いているが、送付対象は?
◆1時間05分10秒から
⇒現状は少しだけ。これから拡張していく。
BERTは検索クエリだけではなく、コンテンツの理解にも使われる?
◆1時間05分55秒から
⇒はい、そうです。
Googleからのクロールが急増した。それによりサイトがダウンしてしまった。こういうことは起こるのか。
◆1時間06分15秒から
⇒クローラーのアクセスが急増するケースは起こりうると思う。
サーチコンソールからGooglebotのクロール頻度の変更をリクエストできる。
https://www.google.com/webmasters/tools/settings
そこから「特別なリクエストの提出」というところがある。
https://www.google.com/webmasters/tools/googlebot-report
Googleがどこまで対応できるかは約束できないが、細かくリクエストを送ることができる。
こちらをご活用ください。
インデックスから突然消えたり戻ったりしている
◆1時間08分30秒から
⇒担当チームに報告して適切な対応をしまう。
相互リンクはガイドライン違反に当たるのか?
◆1時間09分30秒から
SEO目的で相互リンクを推奨しているサイトがあった。無料であれば相互リンクはガイドラインに違反しないのでしょうか?
⇒今回指摘されたサイトのケースは、ガイドラインに違反するかどうかは限りなく違反する形に近いと思う。
ただ、相互リンクがダメかと思うと難しく、相互リンク全般がダメだと言っているわけではない。
ただ、相互リンクをすることでGoogle検索に優位に立とうという意図ともったものは違反すると思う。
判断基準として考えてほしいのは、そのリンクはGoogleがなかったらやらなかったかどうか。
今回のケースのようなリンクは不自然なリンクとしてGoogleは把握しており、ほとんどGoogle側で無効化されている。
スニペットの情報を修正したい
◆1時間12分45秒から
⇒担当チームに報告しておきました。
2019年ブログランキング
◆1時間13分15秒から
Googleのブログで読まれた記事の。
1:Google のコア アップデートについてウェブマスターの皆様が知っておくべきこと
https://webmaster-ja.googleblog.com/2019/10/core-updates.html
⇒コアアップデートは今年話題だった。
2:良質なサイトを作るためのアドバイス
https://webmaster-ja.googleblog.com/2012/09/more-guidance-on-building-high-quality.html
⇒これは6年ぐらい前にあげたブログだったと思うが、そのチェック項目を更新した。
3:さようなら、Flash
https://webmaster-ja.googleblog.com/2019/10/goodbye-flash.html
⇒Flashに思い入れがある世代とない世代がいた。
4:モバイル ファースト インデックスを開始します
https://webmaster-ja.googleblog.com/2018/03/rolling-out-mobile-first-indexing.html
⇒実際地方で話をすると、まだ知らない方も多いので啓もうが必要だなと思った。
5:サイトの検索パフォーマンス レポートでより最新のデータが利用可能に
https://webmaster-ja.googleblog.com/2019/09/search-performance-fresh-data.html
6:HTTPS をランキング シグナルに使用します
https://webmaster-ja.googleblog.com/2014/08/https-as-ranking-signal.html
⇒この記事がまだ見られているのが面白かった。
7:Webmaster Conference Sapporo 開催のお知らせ
https://webmaster-ja.googleblog.com/2019/08/webmaster-conference-sapporo.html
8:構造化データを使って、検索結果での表示をより良くしましょう
https://webmaster-ja.googleblog.com/2019/06/enriching-search-results-structured-data.html
9:求人情報ガイドラインを守って、より多くのトラフィックを集めましょう
https://webmaster-ja.googleblog.com/2019/05/we-updated-our-job-posting-guidelines.html
10:Webmaster Conference Tokyo & Osaka 開催のお知らせ
https://webmaster-ja.googleblog.com/2019/10/webmaster-conference-tokyo-osaka.html
次回オフィスアワー
1月後半を予定
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