Google検索オフィスアワー動画
求人情報の構造化データについて
Q. 日雇い派遣の場合、「派遣」と「日雇い」どちらのマークアップが適切か?
A. 両方ともマークアップするのが推奨される。
Q. 日雇い派遣に対して「派遣」のみ指定した場合、手動対策の対象になるか?
A. 設定が不完全だからといって手動対策されることはない。片方だけでも問題なし。
サイトリニューアル後の掲載順位
Q. サイトを2つに分けたが、検索順位が上がらない。同じコンテンツが下層ページに重複しているのが原因か?
A. 「どうすれば順位が上がる」とは断言できないが、同じコンテンツがある場合は統一したほうがよい。
サーチコンソールでの外部リンク数の乖離
Q. 特定のドメインから2万件程度の外部リンクがあるが、エクスポートすると数百件しか出てこない。ペナルティの影響は?
A. ナビゲーションに含まれているリンクの可能性がある。リンク数が多くても、サーチコンソールではサンプルとして一部しか表示されない。今回のケースでは、手動対策の対象にはならないと考えられる。
検索エンジンに新しい単語を早く学習させる方法
A. Googleの認識次第なので、直接操作することはできない。
対策:
- サイト内の表記を統一する
- 他のサイトでも正式名称を使用してもらう
- CMを打つなどして検索回数を増やす
- TITLE、h1、アンカーテキストに新単語を含める
Googleに正しく認識させるための継続的な努力が必要。
Googlebotのレンダリングについて
Q. EC向けのCMSを利用しているが、レンダリングのライブテストでメインコンテンツが表示されない。JSの影響か?
A. JSが読み込めていない可能性が高い。CMSの仕様上、SSR(サーバーサイドレンダリング)が難しい場合はダイナミックレンダリングを検討するのがよい。
対応策:
- ダイナミックレンダリングを導入
- レンダリングテストで問題のあるJSを特定し、制作会社に共有
米国からの不正アクセスを遮断する方法
Q. 米国のアクセスをブロックしたいが、Googlebotは通す必要がある。IP制御ならクローキングにならないか?
A. クローキングに該当する可能性が高い。
理由:
- 米国のGoogle検索で表示されなくなるため、Googlebotとユーザーで異なるコンテンツを見せることになる
- IP制御による制限はGoogleの推奨ではない
- 制限されたIPからGooglebotがアクセスできないと、インデックスが消える可能性がある
Googleとしてもこの問題を検討中で、フィードバックを受け付けている。
コピーサイトによる順位下落
Q. ミラーサイトを作成すると、競合の順位を意図的に下げられるのか?
A. コピーによる順位変動はあまり報告されていない。ハッキングの可能性があるため、Googleにハッキングレポートとして報告するのがよい。
古いオフィスアワーの情報の信頼性
Q. 過去のオフィスアワーの情報は信頼できるのか?
A. ケースバイケース。
- アルゴリズムの話は基本的にオフィスアワーでは扱われない
- MFI(モバイルファーストインデックス)など、大きな変更があると過去の情報が通用しない場合がある
- 不明点があればフォーラムで質問し、それでも解決しない場合はオフィスアワーを利用するのがよい
TITLEに意図しない文字列が追加される問題
Q. 勝手に文言が書き換えられ、意図しない文字列が追加されている。原因と対策は?
A. 内部リンクや外部サイトのアンカーテキストの影響を受けている可能性がある。
対策:
- Googleにフィードバックを送る
- どの要素が影響しているか調査し、修正する(自社サイト内なら変更、外部サイトなら修正依頼)
- 新規サイトでは特に起こりやすいため、初期段階でのチェックが重要